パネルディスカッション5-3「透析看護における足病認定師としての役割と活動報告」

5月27日(土)パネルディスカッション5「下肢末梢動脈疾患指導管理加算へのコメディカルからのアプローチ方法を透析室で考える」
3. 透析看護における足病認定師としての役割と活動報告
座長 池田 潔 (池田バスキュラーアクセス・透析・内科)
座長 山本 光孝 (原三信病院)
演者 永田 恭代 (なゆたの森病院)

わが国の慢性腎臓病(以下CKD)患者数は、1,330万人と推定されており、維持透析患者数は、2015年末日で32万人を超えている。CKDは、糖尿病の有無にかかわらず末梢動脈疾患(以下PAD)の独立した危険因子である。このようなPADハイリスク患者に対して、透析室では、治療中の限られた時間内で透析業務と並行してフットチェック・フットケアを行っている。フットケアは、歩行のためだけでなく、自律した生活の維持、患者の尊厳や生命を守るケアである。2008年より糖尿病重症化予防のため『糖尿病合併症管理加算』の算定が開始となり、2016年4月より『下肢末梢動脈疾患指導管理加算』が新設された。足病変を有する透析患者の予後不良を背景に、下肢血流評価と早期治療の重要性が認められたことによるものである。看護師は、透析患者の足を観察し適切に評価し予防的ケアを行うことが求められている。当院でフットケアを開始した直後にフットケア技術と知識を習得のためフットケア指導士を取得した。その後、足病変について専門的知識を習得するために、筆者は足病認定師取得した。これらの資格を取得することで透析患者のフットケアや創傷ケアの実践と共に、スタッフへ足病変についての知識や技術指導や、多職種連携を行っている。また、基幹病院と円滑な連携においても中心的に活動を行っている。今回、透析看護に関する研修を修了した筆者が足病認定師を取得した。透析患者への下肢救済のための役割と活動を報告する。
 

※本ページの使用画像はイメージです(過去の学会風景より)

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