パネルディスカッション1-2「地域を超える多業種連携」

5月26日(金)パネルディスカッション1「地域啓発と多業種連携」
2. 地域を超える多業種連携
座長 大浦 紀彦 (一般社団法人Act Against Amputation)
座長 竹内 一馬 (NPO法人足もと健康サポートねっと)
演者 千田 治道 (NPO法人介護予防フットケアサポートねっと)

地域を超える多業種連携によるフットケア

介護予防フットケアサポートねっとは、高知・愛媛・兵庫・熊本の4県を結ぶ地域を超えたフットケアの実践と啓蒙を目的とするNPO法人です。2013年7月に設立し現在4年目を迎えています。
超高齢社会を迎え、要支援・要介護となる方が増えています。誰もが身の回りのことは自分でしたい、住み慣れた我が家で暮らしたいと願っています。そこで私たちは、フットケアで皆様の足もとの健康を守ることにより介護を予防し、自立した豊かな人生を送っていただきたいと考え、この法人を立ち上げました。
さて、4年目を迎えた介護予防フットケアサポートねっとですが、その特徴について報告いたします。
・多地域連合の意味
当法人は、一地域ではなく4県にまたがっています。各地域の責任者はフットケアスペシャリストが務め、それぞれ地域の医療機関や介護施設あるいは靴店とともに活動をおこなっています。こうした活動の最大の欠点は、“孤独である”ということです。勿論、各地域に信頼できる医師や看護師あるいはスペシャリストは存在しますが、共に悩みや問題を分かち合い相談できる者を見つけることは比較的困難です。私たちは定期的なスカイプ会議をおこない情報の共有や技術的検討をおこなうことで、同一法人ならではの強みでこうした問題を解決しています。
・各地域特性に合わせた活動
4県にはそれぞれの地域の特性があり、けっして全く同じ活動ができるわけではありません。それぞれの県の状況に応じた地域密着型の活動をおこない、同時に他県での活動を参考とし導入することが可能です。
・行政への訴求性
NPO法人は日本全国で51,431件の登録があります。その中で、幾つかの県にまたがった活動をしていることは、行政への訴求力があるように思います。

今回はこうした私たちの活動について、多業種連携を踏まえお話しいたしたいと思います。
最後に、この2月に急逝致しました真屋さおりさんにこの抄録を捧げます。

※本ページの使用画像はイメージです(過去の学会風景より)

第9回日本下肢救済・足病学会学術集会プログラムはこちら
メニュー