パネルディスカッション3-4「血行再建・創傷センターの立場から、下肢末梢動脈疾患重症化予防の現状と課題」

5月27日(土)パネルディスカッション3「下肢末梢動脈疾患重症化予防から1年~地域医療連携の重要性」
4. 血行再建・創傷センターの立場から、下肢末梢動脈疾患重症化予防の現状と課題
座長 大浦 武彦 (褥瘡・創傷治癒研究所)
座長 横井 宏佳 (福岡山王病院 循環器センター)
演者 古川 雅英 (社会医療法人敬和会 大分岡病院 創傷ケアセンター、形成外科)

1.スクリーニングされた患者の受け入れについて

当院ではこれまで創(潰瘍や壊疽)がある患者は形成外科が、間欠性跛行や安静時(透析時)の疼痛がある患者は循環器内科が窓口となって受け入れていたが、スクリーニングにより、創がなく無症状の患者が来院することとなった。これらの患者はハイリスク群(透析患者)であり、創傷発生予防のためのフットケアと末梢動脈閉塞症の重症度の把握(画像診断)が必要である。また下肢だけでなく心機能の評価(心エコーと冠動脈CT)は治療が始まった際の治療期間短縮にもつながる。スクリーニングされた患者は定期的に経過観察する対象となる。当院では循環器内科の外来は毎日、形成外科外来は隔日(月、水、金)であり、スクリーニングされた患者の窓口は循環器内科であるが、初診時、画像検査のための来院や定期受診時に形成外科外来にも紹介されて、共同で経過観察される。

2治療の実際

創の発生、間欠性跛行や安静時疼痛により実際の治療開始となる。事前に治療の概略を本人、家族に説明しているためにより症状が軽い状態で治療開始でき、治癒が期待できる。

下肢末梢動脈疾患重症化予防開始後にスクリーニングで受診された患者についてその結果、経過を報告する。

 

 

※本ページの使用画像はイメージです(過去の学会風景より)

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