パネルディスカッション1-1「足育研究会」

5月26日(金)パネルディスカッション1「地域啓発と多業種連携」
1. 足育研究会
座長 大浦 紀彦 (一般社団法人Act Against Amputation)
座長 竹内 一馬 (NPO法人足もと健康サポートねっと)
演者 高山 かおる (足育研究会)

本邦においてフットケアの分野は糖尿病壊疽から足を守っていくために発展してきた。加えて、最近では高齢者の転倒を回避するために足のケアが必要であることがいわれ、少しずつではあるが高齢者のフットケアも認知されるようになってきた。しかしながら、すでに変形が進み、皮膚の変化も高度になった足を守るのは大変に難しい場合が多く、その最大の要因は「足が大切である」という認識や教育がそもそも欠落しているためだと感じることは多い。足育研究会は、人生を全うするうえで足は大切であるということを常識にするという目的で2014年1月に発足された。

多業種からなる経営企画委員で成り立ち、各分野から顧問をお願いしている。個人会員と法人会員を持つ一般社団法人である。研究会の活動の5本柱として①足のトラブルの駆け込み寺になる、②足の健康を守るための社会啓発活動、③足の健康に関する他業種と連携、④足の健康のスペシャリストを育成、⑤高齢化社会・要介護へ解決の取り組みを挙げている。社会へ足の問題をわかりやすくつたえるために足に問題を抱えている状態「あしよわ」を定義し、タイプごとの解決策などを模索している。また足に対するケアこそ、足の健康を保つキーになると考え足を大切にする習慣「あしラブ」習慣をもとうということを講演会や雑誌、新聞などを通じて広く啓発している。レギュラーのプログラムには「歩行教室」「あしよわバイバイプロジェクト」があり、スキンケアの指導から運動指導まで足の健康に必要な指導や講義をうけることができる。「あしラブサロン」は足に関する様々な話題を様々な分野のスペシャリストや会員の方にお話しいただき、他業種の懇親の場となっている。

まだまだ駆け出したばかりであるが、会員の方々と共に「足を大切にする社会作り」に今後も力を尽くしたい。

※本ページの使用画像はイメージです(過去の学会風景より)

第9回日本下肢救済・足病学会学術集会プログラムはこちら

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