シンポジウム9-5「透析患者の下肢病変に対する血管内治療の実情と限界」

5月27日(土)シンポジウム9「透析患者の下肢末梢動脈指導管理」
5. 透析患者の下肢病変に対する血管内治療の実情と限界
座長 菰田 哲夫 (こもたクリニック)
座長 小林 修三 (湘南鎌倉総合病院)
演者 安藤 弘(春日部中央総合病院 循環器科)

日本における透析患者数は32万人を超え、その原因疾患の1/3強を糖尿病性腎症が占める。更に透析技術の進化により患者の高齢化が進み、維持透析患者における末梢動脈疾患の頻度は極めて高率である。このような患者群の病変形態の特徴は、高度石灰化、膝下病変を特徴とし、外科的バイパス術、血管内治療(EVT)を技術的に困難としている要因の一つである。透析患者に対するEVTは、非透析患者のそれとは同等に扱うべきではない。透析患者は一般に微小循環不全も伴い、足関節以下の病変も多いため、可能な限りの血流を改善させる必要があるが、技術的にはより高難度である。また、血行再建に成功しても、全身状態の悪い患者も多く、生命予後は不良のため、EVTのみならず全身管理も重要であることは言うまでもない。本シンポジウムでは透析患者に対するEVTの現状と限界を自件例を通し解説する。

※本ページの使用画像はイメージです(過去の学会風景より)

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